海外旅行に電話(通話回線)が必須だと思った理由3つ

私が現在使用しているスマートフォンはSIMフリーです。
海外旅行をする際は基本的には現地のSIMを調達しています。

今回イタリア旅行をした際も現地のTIM社のSIMを調達しました。
その際に通話回線付きのプランとデータ通信のみのプランがあったのですが、

私は電話回線は必要ないと思いデータ通信のみのプランを選択しました。

しかし電話回線は必要でした。

以下にそう思った3つの理由を紹介してしたいと思います。

2.3.はレンタカーを借りる時に必要と思ったので、レンタカーを借りないひとは1.のみ読んでいただければ十分です。

1. クレジットカード盗難にあった際にカード会社に連絡する時に電話が必要

まさか自分がスリにあうとは思っていなかったのですが、そのまさかがミラノの地下鉄中央駅から宿泊先のホテルに向かう最中で発生しました。

スリにあったことに気づいたのが地下鉄に乗っている最中だったのですが、すぐにカード会社に連絡しなければと思いました。しかし私の携帯には電話回線はありません。

困った私はホテルに到着してホテルの方に事情を説明し、電話を貸してもらおうと思いました。
なおホテル紛失時のカード会社への電話料金は基本的には無料かコレクトコールになっています。

ただ止めたいカードは3種類以上あり、ホテルの人の電話回線も限られているだろうしフロントの邪魔になるだろうし、すんなり貸してくれるとも限らない。

そう思った私は日本にいる父にテキストメッセージでカード会社に代理で連絡してくれるよう頼みました。

運良く日本が就寝している時刻ではなかったことと、たまたま父がすぐに気づいてくれたことで、ホテルに到着するよりも早くカード会社に連絡をとることができました。

今回はこのように無事にカード会社に連絡をとることができましたが、電話回線はいざという時のために持っていた方がよいと思いました。

2. バレットパーキング(Valet Parking)利用の際に電話が必要

バレットパーキングとはホテル近くの場所に車を停め、ホテルの係りのひとに代わりに車の駐車と出庫をお願いするサービスです。

今回のイタリア旅行ではアマルフィコーストの宿に泊まったのですが、アマルフィコーストは海沿いで道が狭く坂道なので、

駐車に不安のあった私はバレットバーキングをお願いしました。

ホテルに行く前はホテルのエントランスの前に車を停め、フロントに口頭で着いたことを知らせてその後にホテルの人が車を駐車場にとめてくれると勝手に想像していました。

しかし実際に着いてみると、アマルフィは土地が限られており道も細く、ホテルに駐車場はありませんでした。

そのためアマルフィのホテルは別の場所にある駐車場と提携しているのです。

電話が必要だったのはその状況をホテルから説明してもらう際と、後々車でホテルからでかけて帰ってくる際にパーキングのお願いをする電話をする際です。

3.駐車場の出庫の際のバーが開かなかった時

イタリアの有料駐車場は精算機で事前に精算を済ませてから車に乗り込み、出口の機械に精算券を入れるとバーが上がる仕組みになっています。

ある町の有料駐車場で事前精算を済ませ、出口の機械に精算券を差し込んだ時でした。

バーがうんともすんとも言いません。開かないのです。

後ろのイタリア人が機械に書いてある電話番号に電話したら良いと教えてくれました。

一緒に車に乗っていた友人の電話を借りて電話をして事情を説明し無事にバーを上げてもらいました。

こんな予想外のこともあるのですね。友人の電話があって本当に良かったと思いました。

感想

上記3つは日本にいた時に予想もしていなかった事態でした。
やはり電話回線は持っておくべきだと感じたのでした。